アジア開発銀行（ADB）は4日、2023年アジア経済見通し（4月版）を発表しました。

亚洲开发银行（ADB）4日发表了2023年亚洲经济展望（4月版）。

それによりますと、感染症の予防・抑制措置の調整に伴って住民の消費ニーズが次第に高まっており、2023年の中国経済の成長率は５％になる見通しです。

据悉，随着疫情防控措施的调整，居民消费需求逐渐提高，预计2023年中国经济增速将为5%。

全世界的な経済成長の鈍化のため、ADBは昨年12月、2023年の中国の経済成長見通しを下方修正していました。

由于全球经济增长放缓，ADB去年12月下调了2023年中国经济增长前景。

今回、改めて上方修正することについて、在中国ADB代表処のサフダル・パルベス首席代表は、中国は感染症の困難を乗り越え、新たな春を迎えたようだ。

关于此次重新向上修正，在中国ADB代表处首席代表萨夫达尔·帕尔贝斯说：中国克服了新冠的困难，迎来了新的春天。

中国経済の回復は中国自身に関わるだけではなく、アジア太平洋地域、ひいては全世界的な経済の成長にとっても重要な意義を持っていると述べました。

他说，中国经济的复苏不仅关系到中国自身，而且对亚太地区乃至全球经济的增长都具有重要意义。

在中国ADB代表処経済計画・戦略研究部主任の萩原景子氏は、「今回の見通しは前回より楽観的だ。中国経済の回復と開放はアジア太平洋地域の経済成長の原動力となる。同地域の今後2年間の経済成長率は2022年の4.2％より高い4.8％に達する見通しだ」との考えを示しました。

在中国ADB代表处经济计划与战略研究部主任萩原景子认为，此次前景比上次乐观。中国经济的复苏与开放将成为亚太地区经济增长的动力。该地区未来两年的经济增长率预计将达到4.8%，高于2022年的4.2%。